製品開発の背景と機能・利用方法のご紹介
デジタル業務無線を使用したデータ通信方式により、携帯電波圏外でより確実なコミュニケーションが可能になりました。
弊社のSoko-co Forestと連携するための特別な設定が必要です。
以前までは920MHz帯のLPWA(Low Power Wide Area)という通信方式で比較的不安定な通信環境でしたが、VER2.0より対応したデジタル簡易無線トランシーバーの国内最大5000mWの通信機能により、森林内約3kmの確実なコミュニケーションが可能になりました。
「枯損木」「調査木」などの木情報、「つるがかり」「かかり木」「蜂の巣」「クマの糞」などの危険情報、「土場」「木材はい番号」など多様なジャンルのアイコンを、任意の地点に登録し同グループのユーザーと共有します。
登録地点は、ポイント設定範囲内に入ったときに接近通知を行い、位置情報と合わせた効率的な運用が可能となります。
その他、細い交差が困難な作業道での、車両の位置情報を共有し、交差退避など車両運用を効率化し、燃料費削減を図ることも可能です。
JVCケンウッド製トランシーバー TCP-D751を使用して約3kmでのデータ送受信が可能になりました!
トランシーバー通信を利用することによって通信可能範囲に死角がなくなり、安定した通信が可能になりました!
グループ内でテキストメッセージによるコミュニケーションが可能です。
自由テキスト入力によるメッセージから、送信履歴から選択して、よくつかうメッセージを簡単に送信することができます。
常時接続メンバーの位置情報をマップ上に表示し、相互の位置情報把握を行います。
自分のアイコンは行っている作業に応じて任意のアイコンを設定できます。
また、ひと目で判別できるよう、任意の表示色を設定可能です。
携帯電話・インターネット通信範囲外でも、対象現場の地図を表示し直感的な位置把握が可能となります。
今後バージョンアップにより、林業に特化したオリジナル地図を追加予定です。
地理院地図 : 令元情複第961号
端末ごとに設定された警告範囲内に、他作業者が侵入した際、接近距離による警告レベルに応じた注意喚起を行います。
アプリは重機備付のタブレットで運用することが可能なため、重機対人など、重大事故の防止に活用することが可能です。
現場内の危険情報や各土場の位置やメモ入力による集積状況などの情報共有が可能です。
「森林」「障害情報」「作業道」「動植物」「境界」「運材」で用意されたアイコンを設置しカスタムマップを作成・運用できます。
個人単位(端末単位)で、GPSによる行動軌跡を表示・記録を行います。
蓄積データを作業スケジュールと照らし合わせ、より効率的な計画立案に活用するほか、万が一の事故発生時の状況分析に用いて再発防止策の参考データとして利用可能です。
ポイント情報・写真登録機能 | 地点登録情報に加え、写真を登録・編集が可能です。 より明確な現場状況を共有・把握を実現します。 |
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ピン・道路データの色変更機能 | 地点登録のピン・道路データをユーザー単位で設定可能です。 これにより、直感的な状況把握を可能とします。 |
危険エリアアラート機能 | 重機の旋回範囲等の危険なエリア設定すると周囲に進入時にアラートを表示します。 |
マップレイヤーの並び替え機能 | オプションマップのレイヤー並び替えが可能です。 |
道路データの詳細情報表示機能 | 自身の歩いた軌跡を道路データとして記録することができます。 記録した道路データは地図上に表示できます。 |
KMLデータのインポート・エクスポート機能 | 行動軌跡・記録道路データ・ポイント情報をKML形式で出力し、KMLを利用可能な地図サービスなどで利用可能です。 また、小班・林班など他のサービス等で作成されたKMLファイルを読み込み、地図情報として表示可能です。 |
距離表示機能 | 他ユーザーとの距離やポイントまでの距離を表示可能です。 |
面積記録機能 | 地図上に線や面を作成することで、ポリゴンとして登録することができます。 |
Log-coとの連携 | 丸太計数アプリLog-coから撮影した位置に画像付きポイントとして利用することで連携が可能です。 |
ビデオ&音声通話機能 | オンライン時にビデオ付きの音声通話が利用できます。 |
企業理念・開発姿勢・現場の声など
近くの端末と繋がり独自の通信ネットワークを構築
狭い林道を行違う場合にお互いに数百メールのバックをするなどの非効率的な事例をよく耳にします。
Soko-coフォレストによって、車両や交差可能地点などを共有し油代の節約や事前の危険確認を行うことが可能となり、林内の車両運用をはじめとする作業を効率化を図ります。
仕様 | |
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対象OS | 対象OS Android 6.0以降 |
最大接続数 | 5台 |
最大通信範囲 |
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